2007年1月30日火曜日

VAIO TypeGはLet’sNoteW5を超えたか?

昨年11月衝撃が走った!SonyからVaio TypeGが発表されたのだ。
今まで1社独走態勢のモバイル市場にあって、Let’sNoteのTシリーズに対抗したモデルは、各社出してきていたが、流石にWシリーズの光学ドライブ内蔵で軽量・堅牢・長時間を達成するのは難しいと思われてきた。
そこに、Vaio TypeGが発表されたから、私はSonyホームページを読みまくった。そこで更に驚嘆した。Flashがすごい!金かかってるなー。これを見ても、Sonyの力の入れようが伝わってくる。

さて、その実力を見てみよう。

【基本性能】
CPUはインテル Core Solo プロセッサー U1300 (1.06 GHz)と、他メーカーと比較するとやや見劣りするが、Windows XP Professionalを動作させるのであれば快適に使用できるだろう。
(カスタマイズモデルであれば、Core Solo U1400が選択可能)
HDDは80GB搭載しているが、1.8インチ4200rpmのHDDで動作が多少遅い。軽量化・薄型化において、この辺は妥協したのであろう。
メモリはオンボード512MB、最大1.5GB搭載可能なので、十分だろう。
スーパーマルチドライブはDVD±R 2層記録対応を搭載している。トレイ式なのが少し残念だが、シェル式はレッツノートの代名詞みたいなものなので、遠慮したのだろうか?

【堅牢性】
筐体の素材にカーボンファイバーを使用し、堅牢性・軽量化を実現ている。
動作時落下72cm、非動作時落下90cm、120kgf加圧振動実験をクリアしたのはすごい!
HDDは加速度センサー付を使用している。
また、TypeGはひねりの実験もしているが、この実験を見ていると、本当に壊れないの?と思うくらいひねっている。
堅牢性では抜群の性能を備えた。

【セキュリティ】
セキュリティに関しては、指紋センサーを搭載している。HPでは多くを語っていないので、あまり重視はしていないのだろうか?

【バッテリー&重量】
バッテリー駆動時間は11.5時間。十分すぎる駆動時間だ。重量も1,124gと12インチ液晶で光学ドライブ搭載モデルでは最軽量だろう。

【総 評】
これはまさにレッツノートW5を意識したSONYが総力を挙げて完成させた1台だ。
基本性能こそ劣るが、その他は凌駕している。モバイルの細かな機能を備えたのもこだわりのひとつだ。
今後は、基本性能を上げて、真の実力者としてレッツノートと切磋琢磨してほしい。

SONY VAIO TypeGの公式ホームページ
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/G1/index.html

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